絵本作家の柴田ケイコさんは、高知県を拠点に活動する実力派クリエイターです。
イラストレーターから転身し、2016年に絵本作家としてデビューを果たしました。
代表作『パンどろぼう』シリーズは累計450万部を超える大ヒットとなり、今や日本を代表する絵本作家の一人として確固たる地位を築いています。
この記事では、柴田ケイコさんのwiki経歴と学歴について詳しくご紹介します。
Contents
柴田ケイコのwiki経歴
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絵本作家・イラストレーターとして活躍する柴田ケイコさんの経歴は、地方都市から全国へと羽ばたいた成功ストーリーといえます!
高知県を拠点にしながらも、温かみのある作風で多くの読者の心を掴んできた彼女の歩みを見ていきましょう。
経歴の概要
柴田ケイコさんの活動は、イラストレーターとしての独立から始まり、数々の受賞を経て絵本作家として大きな成功を収めるまでの道のりです。
主な出来事を年表で見ていきましょう!
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1973年 | 高知県高知市に生まれる |
| 1994年 | 奈良芸術短期大学を卒業し、印刷会社に就職 |
| 2002年 | フリーランスのイラストレーターとして独立 |
| 2003年 | JEANS FACTORY CONTEMPORARY ART AWARDで優秀賞を受賞 |
| 2009年 | 第10回『イラストノート』ノート展で準大賞を受賞 |
| 2016年 | 『めがねこ』で絵本作家としてデビュー |
| 2017年 | 『おいしそうなしろくま』が第8回リブロ絵本大賞を受賞 |
| 2020年 | 『パンどろぼう』が第11回リブロ絵本大賞、第1回TSUTAYAえほん大賞を受賞 |
イラストレーターとしての出発
柴田ケイコさんは幼い頃から絵を描くことが大好きで、小学3年生のときに「こども県展」で技術賞を受賞しました。
この経験が彼女に自信を与え、絵を描くことへの情熱をさらに強めることになったのです。
短大卒業後は香川県の印刷会社に就職しますが、オペレーター業務が中心だったため約2年で退職。
地元高知のデザイン事務所に転職し、そこでイラストを本格的に手がけるようになります。
2002年の独立時、先輩から「デザインよりもイラストが向いている」と背中を押されました。
独立当初は地方での仕事が少なく苦労も多かったものの、2003年のアートアワード優秀賞や2009年のノート展準大賞を経て、着実に地位を確立していったのです!
絵本作家への転機
柴田ケイコさんが絵本作家を目指すきっかけは、長男の弱視診断でした。
2005年生まれの長男が3歳で眼鏡をかけることになり、「なぜ子どもの眼鏡がかわいそうと思われるのか」という疑問を抱きます。
眼鏡を肯定的に捉えられる絵本があれば、同じ悩みを持つ子どもや親の心に寄り添えるのではないか?
その思いから生まれたのがデビュー作『めがねこ』です。
手紙社に相談して出版が決定し、8年かけて2016年に絵本作家としてデビューしました。
母としての経験が創作の原動力となった点は、本当に素敵なストーリーですね!
『パンどろぼう』シリーズ
2020年にKADOKAWAから刊行された『パンどろぼう』は、柴田ケイコさんの代表作として社会現象を巻き起こしました。
パンを盗む謎のキャラクターが主人公という斬新な設定が、幅広い層の心を掴みます。
シリーズは数々の絵本賞を受賞し、その人気ぶりが証明されています。
| 受賞年 | 賞 | 対象作品 |
|---|---|---|
| 2020年 | 第11回リブロ絵本大賞 | 『パンどろぼう』 |
| 2020年 | 第1回TSUTAYAえほん大賞 | 『パンどろぼう』 |
| 2021年 | TSUTAYAえほん大賞 | 『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』 |
| 2023年 | MOE絵本屋さん大賞 大賞 | 『パンどろぼうとほっかほっカー』 |
| 2023年 | TSUTAYAえほん大賞 | 『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』 |
シリーズ累計発行部数は2025年6月時点で450万部を突破し、令和で最も売れている児童書です。
2026年10月からはNHK Eテレでアニメ放送も決定しており、人気はさらに拡大しそうです。
代表作品
柴田ケイコさんは、ユーモラスな世界観と温かみのある表現が魅力の作品を数多く生み出しています。
| シリーズ名 | 出版社 | 特徴・受賞歴 |
|---|---|---|
| 『めがねこ』 | 手紙社 | デビュー作。眼鏡をかける子どもたちへ向けた温かいメッセージが込められた作品 |
| 『おいしそうなしろくま』 | PHP研究所 | 第8回リブロ絵本大賞を受賞。シリーズ累計34万部突破 |
| 『パンどろぼう』 | KADOKAWA | 累計450万部超えの大ヒットシリーズ |
| 『ぽめちゃん』 | 白泉社 | 愛らしいキャラクターが人気のシリーズ |
| 『パンダのおさじ』 | ポプラ社 | 食べ物をテーマにした作品 |
| 『わすれぽんたくん』 | – | 2025年11月発売の最新作 |
柴田ケイコさんの作品は、オイルパステルと絵具を使った鮮やかな色彩が特徴です。
本人が「不細工なキャラクターの表情」と語る愛嬌のあるキャラクター造形や、食べ物や動物をテーマにした作品が人気を集めています。
どの作品のキャラクターもとてもかわいいく人気が出るのも頷けますね!
高知との繋がり
柴田ケイコさんは故郷・高知県を拠点に活動し続けています。
イラストレーター独立時も東京への移住を選ばず、「高知に居座って『イラストレーターです!』って言い張ったほうがかっこいい」という思いで地元に残りました。
現在は高知市春野町の静かな場所にアトリエを構え、豊かな自然環境の中で創作活動を行っています。
料理や散歩といった日常からインスピレーションを得ることが多く、高知の自然や美味しい食べ物が作品に影響を与えているそうですよ!
柴田ケイコの学歴
絵本作家として成功を収めた柴田ケイコさんですが、その才能は幼少期から育まれてきました。
小学生から大学生時代までの学びの過程を追うことで、彼女の創作の原点が見えてきます。
小学生時代
柴田ケイコさんは高知市内の公立小学校に通っていました。
当時から絵を描くことが大好きで、プリンセスなど女の子らしい絵を好んで描いており、勉強は苦手でも図画や美術だけは得意だったそうです。
小学3年生の夏休みに描いた花の絵が「こども県展」で技術賞に選ばれ、表彰されました。
「だれかに認めてもらえたことがすごくうれしかった」と振り返っており、この経験が絵を描くことへの喜びをより強くしたといいます。
一方で外で遊ぶのが大好きな活発な子どもでもあり、公園や裏山で過ごすことが多かったそうです。
中学生時代
中学校についても高知市内の公立中学校に通学していたと考えられますが、具体的な校名は明らかにされていません。
中学時代の詳しいエピソードは公開情報が少ないものの、引き続き絵を描くことへの情熱を持ち続けていたことは間違いないでしょう。
この時期も図画や美術の授業を楽しみ、自分の得意分野を伸ばしていたと推測されます。
思春期を迎えながらも、創作への興味は失われることなく、むしろ次の段階へと進む準備期間だったのかもしれません。
高校生時代
高校は高知県立小津高等学校に進学。
小津高校は文武両道の伝統校として知られています。
高校時代は美術部に所属し、画塾にも通ってデッサンの技術を熱心に磨いていました。
特に印象的なのは、高知市の帯屋町にあった「金高堂」という本屋での体験です。
3階の専門書フロアでグラフィックデザインの作品集を見て感銘を受け、「広告業ってかっこいい!こういう仕事がしたい」と思うようになります。
この出会いが、グラフィックデザイナーを目指すきっかけとなりました。
将来は画家になりたいと作文に書いたこともあったそうです。
大学生時代
高校でグラフィックデザイナーを志すようになった柴田ケイコさんは、奈良芸術短期大学の美術科ビジュアルデザインコースに進学。
この大学を選んだ理由は、高知と似た自然環境だったことと、早く社会に出たかったため2年制の短大が魅力的だったことです。
短大時代はデッサンの授業が特にお気に入りで、「毎日学校に行くのが楽しく、充実した2年間でした」と振り返っています。
まとめ
柴田ケイコさんは、幼少期から一貫して絵を描くことへの情熱を持ち続けてきました。
小学生での受賞体験、高校時代の本屋での出会い、そして子育てでの気づきが、現在の絵本作家としての成功につながっています。
地方在住でありながら全国的な人気を獲得した彼女の歩みは、場所にとらわれない創作活動の可能性を示すものです。
『パンどろぼう』シリーズの大ヒットは、才能と努力、そして家族への愛情が結実した結果といえるでしょう!


