関水渚さんといえば、若手女優として注目を集める存在です。
森村学園高等部出身で、学生時代は野球部のマネージャーを務めていたことをご存知でしょうか。
神奈川県で生まれ育った関水渚さんは、中学時代に女優の石原さとみさんに憧れて芸能界を目指すようになります。
2019年の映画『町田くんの世界』で1000人以上のオーディションを勝ち抜き、いきなりヒロイン役に抜擢されます。
本記事では、関水渚さんのwiki経歴と学歴について詳しく解説していきたいと思います。
Contents
関水渚のwiki経歴
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関水渚さんの女優としてのキャリアは、憧れの気持ちから始まりました。
ホリプロに所属し、現在では映画やドラマで引っ張りだこの人気女優として活躍しています。
ここでは、芸能界入りのきっかけから現在に至るまでの経歴を詳しく見ていきましょう。
芸能界入りのきっかけ
関水渚さんが芸能界を目指したきっかけは、中学2年生のときに観たドラマ『リッチマン、プアウーマン』でした。
画面いっぱいに広がる石原さとみさんの笑顔に心を奪われ、「こんな風に人を明るくできる女優になりたい」と強く思ったのです。
それ以来、石原さとみさんが所属するホリプロに入ることを目標とします。
その決意は固く、他の芸能事務所からスカウトを受けても全て断っていたといいます。
高校1年生でスカウトキャラバンに出場してセミファイナリスト、高校2年生では再挑戦してファイナリストに選出されました。
この粘り強さが実を結び、憧れのホリプロへの所属を果たしました。
デビューと初期の活動
2017年4月、大学1年生のときに「アクエリアス」のCMで芸能界デビューを飾ります。
「広瀬すず似の美女」としてメディアで注目を集めました。
同年9月には『週刊少年サンデー』で初登場にして表紙を飾り、11月には『週刊ヤングマガジン』の表紙にも抜擢されます。
しかし関水渚さん自身は「あくまでも女優になるために芸能界に入った」と語っています。
グラビアでの活動も、女優への道を切り開くための一歩だったのでしょう。
女優としての飛躍と受賞歴
2019年、映画『町田くんの世界』のヒロイン役オーディションで、1000人以上の応募者の中から見事に選ばれました。
この作品で映画初主演および女優デビューを果たし、数々の新人賞を受賞しています。
| 賞名 | 受賞内容 |
|---|---|
| 第43回山路ふみ子映画賞 | 山路ふみ子新人女優賞 |
| 第74回毎日映画コンクール | スポニチグランプリ新人賞 |
| 第62回ブルーリボン賞 | 新人賞 |
| 第93回キネマ旬報ベスト・テン | 新人女優賞 |
これらの受賞は、関水渚さんの演技力が高く評価されたことを証明しています。
関水渚の出演作品
映画デビュー後、次々と重要な作品に出演しています。主な出演作品をご紹介します。
主な映画作品
| 公開年 | 作品名 | 役名 |
|---|---|---|
| 2019年 | 町田くんの世界 | 猪原奈々(主演) |
| 2020年 | カイジ ファイナルゲーム | 桐野加奈子 |
| 2020年 | コンフィデンスマンJP プリンセス編 | コックリ |
| 2022年 | コンフィデンスマンJP 英雄編 | コックリ |
主なテレビドラマ作品
| 放送年 | 作品名 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | 4分間のマリーゴールド | 阿部志乃 | ドラマ初出演 |
| 2021年 | 八月は夜のバッティングセンターで。 | 夏葉舞 | 連続ドラマ初主演 |
| 2023年 | どうする家康 | お田鶴 | NHK大河ドラマ初出演 |
| 2023年 | #who am I | 青井茜 | 主演 |
| 2024年 | 彼女と彼氏の明るい未来 | 佐々木雪歌 | W主演 |
| 2024年 | ブラックガールズトーク | 三浦あや | トリプル主演 |
| 2025年 | 家政婦クロミは腐った家族を許さない | 黒見白華 | 主演 |
| 2025年 | ザ・ロイヤルファミリー | 山王百合子 | TBS日曜劇場 |
毎年のように主演作品が続いており、今後の活躍が期待されます。
関水渚の学歴
関水渚さんの学歴を見ていくと、教育熱心な環境で育ったことがわかります。
中高一貫の私立校に通い、その後は難関大学へ進学しました。
各時期のエピソードとともに、関水渚さんの成長の過程を追っていきましょう。
小学生時代
関水渚さんの出身小学校は公表されていません。
小学生時代は引っ込み思案な性格で、「人付き合いが下手というレベルでさえなかった」と振り返っています。
驚くことに、小学生時代の夢は国会議員になることでした。
家のテレビでよく国会中継が流れており、「大人になって言い合える仕事ってなかなかない」と考え、意見をぶつけ合う国会議員に憧れていたといいます。
一方で、テレビが大好きなドラマっ子でもありました。
『オレンジデイズ』や『花より男子』を好んで観ており、特に『オレンジデイズ』の海での告白シーンに感動したそうです。
この頃から、ドラマの世界に心を動かされる感受性を持っていました。
中学生時代:森村学園中等部
関水渚さんの出身中学校は、神奈川県横浜市緑区にある私立の共学校・森村学園中等部です。
偏差値60のやや難関校で、陸上競技大会の記録に名前が掲載されていることから確実視されています。
中学時代は陸上部に所属し、長距離走に取り組んでいました。
座右の銘を「駅まで走る」にしていることからも、何事にも全力でチャレンジする精神が伺えます。
中学2年生のとき、ドラマ『リッチマン、プアウーマン』で石原さとみさんの笑顔を見て、女優への憧れが芽生えました。
「私もさとみさんのようになりたい」という夢を持つようになります。
中学校あるいは高校時代にはスカウトされた経験もありますが、石原さとみさんが在籍するホリプロ入りが目標だったため、全て断っていたといいます。
高校生時代:森村学園高等部
関水渚さんの出身高校は、私立の共学校である森村学園高等部です。
推定偏差値は65の難関校で、完全中高一貫校のため高校からの募集はおこなっていません。
横浜市緑区に位置し、1910年に開校した歴史ある学校です。
高校時代の関水渚さんを語る上で欠かせないのが、野球部のマネージャーとしての活動です。
中学時代から仲が良かった野球部の同級生から誘われたのをきっかけに、マネージャーになりました。
それまでは野球のルールも知らなかったというから驚きです。
しかし、マネージャーになってからは高校野球にどっぷりハマっていきます。
顧問の先生が非常に熱血な方だったこともあり、野球部の選手達が真剣に練習する姿に感化されていきました。
関水渚さん自身も、マネージャーとして一生懸命サポートすることを心がけたといいます。
選手のみんなが必死に練習している中、自分だけ日焼け止めを塗っている場合じゃないと考え、その結果オーディションの際には肌が真っ黒に焼けていたというエピソードも残っています。
野球のルールやスコアの書き方を学んでいくうちに、その楽しさに気付いたという関水渚さん。
スコアブックを書くことは現在でも特技の一つになっています。
野球部の後輩が横浜高校のファンだったこともあり、朝から並んで最前列で試合を観戦したこともあったそうです。
高校時代は文化祭や体育祭を全力で楽しんでいたと語っています。
友達と過ごすのが好きで、休み時間はずっと友達と遊んでいたそうです。
ただし当時は現在と違って人見知りだったといいますから、少しずつ成長していったのでしょう。
高校1年生と2年生のときには「ホリプロスカウトキャラバン」に出場しました。
高校2年生のときはファイナリストとなり、この年のグランプリは木下彩音さん、ソフトバンク賞は井上咲楽さんでした。
井上さんや木下さんとは合宿審査などですぐ仲良くなり、現在も遊ぶ仲だといいます。
森村学園は芸能活動を禁止しているため、高校時代に芸能事務所入りしていても芸能活動はおこなっていませんでした。
レッスンが中心で、普通の女子高生と同じような高校生活を送っていたはずです。
大学生時代:明治大学
関水渚さんは高校卒業後、大学に進学しています。
進学先の大学は明治大学が有力視されていますが、在籍した学部などの詳細は公表されていません。
各メディアでは「現役大学生」と紹介されていたことから、大学進学は確実です。
出身高校の進学実績を見ても、関水渚さんが卒業した年には明治大学への進学者がいることから、可能性は高いと考えられます。
ただし、関水渚さん自身はインタビューなどで大学や大学生活についてほとんど語っていません。
大学進学と同時に、関水渚さんは本格的な芸能活動を開始しました。
大学1年生だった2017年4月には「アクエリアス」のCMに起用され、「広瀬すず似の美女」として注目を集めます。
同じ年にはグラビアアイドルとしての活動も開始し、「週刊少年サンデー」や「ヤングマガジン」の表紙も飾りました。
大学3年生のときには、1000人を超えるオーディションを勝ち抜いて映画『町田くんの世界』にいきなり主演として起用されます。
あくまでも女優になるために芸能界に入ったという関水渚さんの夢が、ここで大きく花開きました。
なお、順調ならば2022年3月に大学を卒業する年齢でしたが、卒業報告や卒業報道はありません。
女優業が多忙を極めていたため、留年している可能性や中退している可能性も考えられます。
しかし、いずれにせよ大学時代に女優としての基盤を築いたことは間違いありません
まとめ
関水渚さんは神奈川県出身の女優で、森村学園高等部時代には野球部のマネージャーとして青春を過ごしました。
中学時代に石原さとみさんに憧れて芸能界を目指し、高校時代にホリプロに所属します。
明治大学進学後に本格的な芸能活動を開始し、2019年の映画『町田くんの世界』で数々の新人賞を受賞しました。
現在は映画やドラマで主演を務める人気女優として活躍しており、今後のさらなる飛躍が期待されています。


