フィギュアスケートペアとして活躍する三浦璃来選手と木原龍一選手、通称「りくりゅう」。
彼らの間で生まれた「木原運送」という愛称のルーティンが、国内外で大きな話題を呼んでいます。
今回は「木原運送」の誕生の経緯や創業の理由、さらには世界的な反響についても詳しく調査しました。
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「木原運送」とは?
「木原運送」とは、表彰式の場で木原龍一選手が三浦璃来選手を抱きかかえ、表彰台に乗り降りさせる一連の行動につけられたファンの間での愛称です。
表彰台に上がる際には木原龍一選手がリフトのように三浦璃来選手を持ち上げて台に乗せ、降りる際には再び抱えて氷上へ戻すというもの。
一見すると演出のように見えるこの行動には、パートナーへの深い思いやりが込められています。
「木原運送」という名称は、まるで荷物を丁寧に運ぶ運送会社のような安定感と細やかさをユーモラスに表現したものとも言えるでしょう!
この呼び名が広まった背景には、繰り返し見せられるこのルーティンの「仕事ぶり」がいかに頼もしいか、という視聴者やファンの実感があるように感じられます。
「木原運送」誕生とその理由
「木原運送」は自然発生的に生まれたルーティンであり、決してパフォーマンスのために作られたものではありません。
その背景には木原龍一選手の純粋な思いやりと、三浦璃来選手への責任感があります。
この行動が広く知られるようになったのは、ミラノ・コルティナ2026冬季五輪での金メダル獲得後ですが、実はそれ以前から大会の表彰式で繰り返されてきたものなんです。
誕生の経緯
「木原運送」が最初に始まったのは、三浦璃来選手が意外な場面で転倒しやすいという実態がきっかけだったんです。
スケート靴を履いた状態での表彰台の段差は、転倒のリスクを伴う場面のひとつ。
そのリスクを少しでも減らしたいという思いから、木原龍一選手が自発的に三浦璃来選手を持ち上げて運ぶようになりました。
2026年2月19日に日本テレビ系「ZIP!」に出演した木原龍一選手は、「りくちゃんがすごく変なところでこけてしまうので、怪我をしてほしくないなという思いがあって一番最初に始めた」と語っています。
安全面への配慮という、ごくシンプルな動機から始まったこのルーティンは、のちに世界中が注目する名場面へと変わっていきました!
創業の理由
「木原運送」という愛称には「創業理由」というユニークな表現が使われることもあります。
その”創業”の核心は、パートナーへの怪我防止という実直な理由です。
ただ目立ちたいわけでも、ファンサービスを意識したわけでもありません。
あくまでも三浦璃来選手を守りたいという木原龍一選手の心が、この行動を生んだ出発点となっています。
当初は戸惑いや恥ずかしさもあったと思われるが、次第に三浦璃来選手自身もこの行動を気に入るようになりました。
三浦璃来選手は「自分で滑らなくていいから(笑)」とユーモラスに語っており、木原龍一選手も「だんだん璃来ちゃんがそれが気に入ってくれたみたいで、待ってくれるような感じになっています」とインタビューで明かしています。
実用目的で始まった行動が、互いの信頼と笑顔によって独自のルーティンへと育っていったことが伝わってきますね!
リンク内外で見られる深い信頼関係
木原運送からの
木原スタイリスト🤭#りくりゅう #三浦璃来 #木原龍一 https://t.co/mp5yHigrfV— PikKa (@333ma3) February 22, 2026
木原龍一選手のサポートは表彰台の上だけにとどまらず、日常のあちこちに見られます。
三浦璃来選手によると、小さな段差を降りる際には手を差し伸べてくれたり、「猫みたいに首の後ろを掴んでくれたりする」こともあるそうです。
まるで保護者のような気遣いを、三浦璃来選手は「扱い方が子供みたい」と笑いながらも、温かく受け入れている様子が印象的です。
競技中のハプニングでも、この連携の深さは発揮されました。
団体戦で結果に驚いた三浦璃来選手が転倒しそうになった際、木原龍一選手が瞬時に気づき抱き留める場面がありました。
また、ミラノ・コルティナ五輪のエキシビションでは演技中に三浦璃来選手の衣装の背中のファスナーが開くというアクシデントが発生。
木原龍一選手は流れを一切止めることなく、自然な動作でファスナーを閉めてサムズアップを見せます。
この瞬時の対応に、観客は大いに沸きました。
二人の間に積み重なってきた経験と信頼がなければ、あの落ち着いた対処はできなかったはずですよね。
「木原運送」はその信頼関係が表れたひとつの形に過ぎず、その底には膨大な練習と絆の歴史があります。
「木原運送」の世界的な反響と評価
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪で、三浦璃来選手と木原龍一選手はショートプログラム5位という苦しい状況から大逆転で金メダルを獲得。
この劇的な結末とともに「木原運送」の映像が世界中へ拡散され、多くのメディアやファンの目に触れることとなります。
台湾メディア「自由時報」は、「冬季五輪の逆転金メダルと超スイートな交流が熱い議論を巻き起こす」と題し、「木原運送」誕生の背景とともに丁寧に報じました。
海外のファンからは「少女漫画の世界よ!」という興奮の声も上がるなど、このルーティンは単なる競技の話題を超えて人々の心を動かしました。
表彰台で金・銀・銅メダルを獲得したペア全員が、温かい眼差しでこの光景を見守っていたことも印象深いですね。
また、木原龍一選手の元パートナーで2014年ソチ五輪出場経験を持つ高橋成美さんも、木原龍一選手の変化と「木原運送」について高く評価しています。
高橋さんによれば、かつての木原龍一選手は細身で食事も得意ではなかったが、「ペアとして強くなるために筋肉をつけ、今はまさにペアボーイという形になった」といいます。
さらに「木原運送」については「相手のためを思ってであったり、恥ずかしい気持ちはあるけれども安全面など色々考えて相手のために何かをできる。今はそんな最高の上司」と述べており、パートナーへの献身的な姿勢を絶賛しました。
第三者から見てもこれほどの評価を受けるとは、木原龍一選手の人間的な成長がいかに大きいかを物語っていますね!
物語の象徴としての「木原運送」
「木原運送」は二人の歩んできた物語そのものを体現する行為でもあります。
三浦璃来選手と木原龍一選手が2019年7月にペアを結成してから、決して順風満帆だったわけではないのです。
木原龍一選手は過去のパートナーとのペア解消や怪我による苦難の時期を経験しており、自信を失いかけた時期もあったと語っています。
そんな彼が三浦璃来選手との出会いを転機に再び輝きを取り戻していきました。
金メダルを手にするまでの道のりでも、ショートプログラムのミスで5位に沈んだ際、激しく動揺する木原龍一選手を9歳年下の三浦璃来選手が冷静に支えました。
この光景は多くの視聴者の胸に刻まれています。
支え合いの方向は常に一方向ではなく、時には三浦璃来選手が精神的な柱となる場面もあります。
「木原運送」は木原龍一選手が三浦璃来選手を「運ぶ」行為ですが、その関係は実に双方向的なんですね。
五輪後、木原龍一選手は「ミラノまで走り抜けることをテーマにやってきた。今は(今後を)何も考えていない」と語りました。
一つの大きな目標を達成した充実感がにじむ言葉ですね!
これからの「りくりゅう」ペアがどのような道を歩むかはまだわからないが、「木原運送」が象徴するパートナーシップの形は、フィギュアスケートの歴史にひとつの輝く記録として刻まれ続けるでしょうね。
まとめ
「木原運送」は、木原龍一選手が三浦璃来選手への怪我防止のために始めた行動が起源であり、二人の深い信頼関係の象徴となっています。
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪での金メダル獲得とともに世界的な注目を浴び、国内外から感動の声が続出しました。
単なるルーティンを超えた「りくりゅう」ペアの絆の強さを、多くの人々が目撃した瞬間だったのです。


