「中田翔が大谷翔平を嫌いな理由5選」として、テレビ番組での中田翔さんの発言が大きな話題を呼びました。
不仲説は本当なのでしょうか。
そして大谷翔平選手が中田翔さんにおねだりしたプレゼントの真相とは、一体何なのか。
今回は元チームメイト同士が紡いだ、複雑でユニークな人間関係に迫ります。
この二人が日本ハムで共にプレーしたのは、2013年から2017年の約5年間。
その関係性は、単純な先輩・後輩という言葉では語り尽くせません。
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中田翔が大谷翔平を嫌いな理由
中田翔さんは、テレビ番組の中で大谷翔平選手について「ホンマに嫌いやったですね」と率直に語っています。
これは大谷翔平選手の人格を否定した言葉ではなく、同じグラウンドに立つライバルとして感じた、正直な感情の吐露でしょう。
その背景には、大きく分けて5つの理由があります。
理由①:チームの主砲としてのプライド
中田翔さんは長年、日本ハムの不動の4番打者として君臨してきた選手です。
そのプライドが揺らぐ出来事が、2016年シーズンに起きました。
打者としての出場機会が限られていた大谷翔平選手に、本塁打数で猛追されたのです。
その年、中田翔さんが25本塁打だったのに対し、大谷翔平選手は22本塁打を記録。
中田翔さんは「半分もないくらいの試合数しか打者で出ていないのに、危なかったです」と振り返っています。
チームの柱としての矜持が脅かされた瞬間だったのでしょう。
正直な感情がにじみ出るエピソードだと感じます。
理由②:打点機械の逸失による嫉妬
4番打者として打点を積み上げることは、中田翔さんにとって大きなテーマのひとつでした。
ところが、チャンスの場面で前の打順を打つ大谷翔平選手がタイムリーを放つと、中田翔さんの打席が回る前に得点が入ってしまいます。
「俺の打点を大谷に取られる。大谷は嫌い!」という発言は、冗談めかしながらも本音が込められているように聞こえます。
打点にこだわるスラッガーだからこそ生まれた感情といえるでしょう。
理由③:「化け物」と評するほどの才能
中田翔さんは大谷翔平選手の才能について、「化け物ですよ、ホントに」と断言しています。
投手としての評価が先行しがちな大谷翔平選手ですが、中田翔さんは「打つ方だけでも超一流」と認めていました。
最大級の賛辞であると同時に、理解を超えた異次元の存在への困惑も含まれているように感じます。
「嫌い」という言葉の裏に、これほどの敬意が隠れているとは驚きです。
理由④:対照的な野球への取り組み方とプロ意識
大谷翔平選手は遠征先でも朝からジムを探してトレーニングに励み、常に数年先を見据えた準備をしていたとされています。
その姿勢は現在のメジャーでの活躍を見れば、納得できるものがあります。
一方、中田翔さんは2021年に後輩への問題行動で出場停止処分を受けた過去があり、プロとしての振る舞いが問われました。
同じチームの中で、その対比が浮き彫りになることも、中田翔さんに複雑な感情をもたらした要因のひとつといえるでしょう。
理由⑤:掴みどころのないプライベート
中田翔さんはチームの兄貴分として、後輩たちとの交流を大切にしていた人物です。
しかし大谷翔平選手のプライベートは謎に包まれており、「プライベートは謎っすね……」と戸惑いを隠さない発言も残っています。
引退後に「翔平からコメントがないのはおかしい」と冗談を言えるほど、もっと人間的な関わりを求めていたのかもしれません。
距離感を感じながらも、気にかけている様子がうかがえる、なんとも温かいエピソードです。
中田翔と大谷翔平の不仲説は本当?
結論からいえば、二人は決して険悪な関係ではありませんでした。
中田翔さんの「嫌い」という発言は、ライバル意識と尊敬が入り交じった、トップアスリートならではの感情表現だったといえます。
2016年の日本シリーズ制覇をともに経験した仲間であり、大谷翔平選手がメジャーへ移籍する際にはグローブとバットを贈ったというエピソードも残っています。
後輩の門出を祝う気持ちが伝わってきます。
また、大谷翔平選手も中田翔さんのことを慕っており、2026年2月には解説者として試合に訪れた中田翔さんと笑顔で握手を交わす場面が報道されました。
「不仲」というより、互いに刺激を与え合った関係と表現するほうが正確ではないでしょうか。
プライベートでの交流は限定的だったかもしれませんが、それは性格の違いによる自然な距離感。
時を経てより良い関係に昇華している姿に、ファンとしてほっとするものを感じます。
大谷翔平が中田翔におねだりしたプレゼントとは?
日本ハム時代、中田翔さんが後輩選手たちのために設けていた「中田賞」。
このユニークな制度が、大谷翔平選手のある一面を明かすきっかけになりました。
「中田賞」の仕組み
中田翔さんは2014年頃から、自分より年下の選手全員に対してシーズンごとの目標を設定し、それを達成した選手には本人がリクエストしたプレゼントを贈るという制度を作っていました。
チームのモチベーションを高めようとする、中田翔さんらしい心意気を感じます。
他の後輩選手の多くはブランドのスーツケースや高級品をリクエストしていたそうです。
大谷翔平のリクエストは「万年筆」
大谷翔平選手に設定されたノルマは「15勝」。
2015年シーズン、大谷翔平選手はこれを見事クリアし、最多勝タイトルも獲得します。
そしてリクエストしたプレゼントが、なんと「万年筆」でした。
この答えに中田翔さんは「万年筆って何?から始まったんすよ」と驚きを隠せなかったといいます。
最終的に選ばれたのはエルメス製の高級万年筆で、価格は約20万円にのぼったとか。
大谷翔平選手は「読んだ本の大事なフレーズを書き留めたい」という理由を挙げており、ブランド品より自己研鑽のためのツールを選ぶあたり、21歳とは思えない成熟さを感じます。
中田翔さんも後に「その時から違ってたんですよ」と振り返っており、この万年筆エピソードは大谷翔平選手の本質を象徴するエピソードとして今も語り継がれています。
まとめ
中田翔さんと大谷翔平選手の関係は、嫉妬・ライバル意識・尊敬が複雑に絡み合うものでした。
「嫌い」という言葉の裏にこれほど深い感情が隠されていたとは驚きです。
万年筆エピソードも含め、二人の関係は不仲どころか、互いを高め合った絆といえるでしょう。

